任天堂、パルワールドの開発元を提訴

9月19日に任天堂が「パルワールド」の開発元であるポケットペアを特許権侵害で提訴しました。

パルワールドってどんなゲーム？

「パルワールド」は、オープンワールド・サバイバルクラフトゲームの一種です。
ゲームの舞台では「パル」と呼ばれる生物が生息しており、プレイヤーはパルを捕獲、育成を行ったり、拠点の構築をしたり出来ます。

今年の1月19日に早期アクセスとして販売され、800万本以上を売り上げたヒット作になりました。

発売当初は「パル」の見た目が「ポケットモンスター」に酷似しており、問題になるのでは？と話題にもなりましたが、任天堂から厳しい言葉は特になく、早期アクセスは終了しました。

任天堂からの提訴

9月19日に任天堂および株式会社ポケモンは「パルワールド」が複数の特許権を侵害しているとし、特許権侵害について訴訟しました。

ここで気になるのは著作権の侵害ではなく、特許権の侵害だということです。

直近で思い出すのは任天堂がコロプラに対して訴訟した件でもそうですが、任天堂は数多くの特許を取得していますが、ゲーム開発において足かせにならないよう、寛容な態度を取ることが多いです。

相手が行き過ぎた行為をした場合に今回のような訴訟問題に発展することが多いので、今回も「パルワールド」開発元のポケットペアが何かしらトリガーを踏んだのだと思われます。

周りの反応

ポケットペアはソニーと組んで大きくはなっていますが、インディーズゲームといった立ち位置ですが、同じインディーズゲームの開発者達からは厳しい意見を貰っています。

以前から任天堂に対し、ネガティブな発言をしていたようで、Xなどで過去の発言として取り上げられてもいます。

そのため、自業自得などといった声も数多くあります。