岸田首相 露骨な高市潰しに動く!

政治

岸田文雄首相は17日に森山裕総務会長らと党本部で会談し、高市早苗候補がリーフレットを送付した問題について協議しました。

その結果、口頭注意は既に行っていましたが、さらなる対応が必要だと一致したようです。

何故リーフレットの送付が問題となっているのか?

今回の総裁選は「お金の掛からない総裁選」とし、実現するために、文書の郵送などを禁止すると通知していました。

これだけ見ると、確かに問題のように思えますが、そもそもリーフレットと総裁選は関係あるのでしょうか?

リーフレット

高市早苗候補が送付したリーフレットは、いわゆる政治の定期便です。
政治の定期便とは、高市さんがどのような政策でどのような対応を行っていたかをレポートとして、支援者に定期的に送っている文章となります。

そのため、総裁選とは無関係です。

また、送付した日程ですが、自民党から文書の郵送を禁止すると言われる前に手続きしていたものとなります。

さすがに禁止前に送ったものを問題にするのは無理があります。
そこまで高市早苗候補の人気が上昇しているのを危険視しているのでしょうか。

他の候補者

では、他の候補者は定期便を行っていないのでしょうか?

実は石破候補と茂木候補、河野候補は送付しています。
なぜ、この3名は問題になっておらず、高市候補のみが問題になっているのでしょうか。

高市候補がリーフレットを送付したことで、党内では「不公平」「情勢に影響する」と批判の声が挙がっているようですが、これこそが「不公平」です。

時系列について

文書の送付を行ったのが、高市早苗候補だけでないことがわかりましたが、時系列としてはどのようになっているのでしょうか。

日付内容
7月高市さんが立候補を決めていなかった時期に原文を書く
8月上旬配送を業者に依頼
8月下旬発送の手続きが完了したと連絡を貰う
9月4日総裁選に関する文書の郵送を禁止と公示
9月9日9月9日消印で石破さんが送付
9月11日9月11日消印で茂木さんが送付
9月14日河野さん陣営が送付

このような時系列となっています。
これで高市さんだけが問題として挙げられている理由が理解できる人はいないと思います。

文書送付よりひどい候補者も

禁止されている文書送付よりひどい候補者もいます。
小泉進次郎候補は地元の後援会宛てに一口5万円の献金をお願いするハガキを送っています。

文書の送付を禁止した理由が「お金の掛からない総裁選」と掲げていましたが、献金のお願いという真逆のことを行っていました。

岸田首相の呆れる対応

このようなことが起こっていながら、問題として挙げたのは高市早苗候補だけです。
何を考えてこのような行動を岸田首相はとったのでしょうか。

高市候補に総裁になってもらっては都合が悪い勢力がある。その一員である岸田首相が問題として挙げていると勘ぐってしまっても仕方のないようなことをおこしています。

少しでも党員票を削りたかったのでしょうか。
そのような行動であれば、それこそ「公平性」のある総裁選にはならないと思います。


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