近年の問題として大きく取り上げられている埼玉県川口市のクルド人問題ですが、問題なのは違法滞在しているクルド人のことを指します。
何故川口に集まるのか
これについては、クルド人特有の話ではなく、外国の人が特定の国に集まる場合、コミュニティを形成するため、自国の人間が多く集まる場所に住む傾向が強いです。
中国人、韓国人なども他の場所に数多く集まっています。
正式に滞在が許可されているクルド人に関しては川口市としては出来ることは少ないです。
何かしらの事件を起こした場合、市というより埼玉県警の出番となり、取り締る必要があります。
市として動いてほしいことは違法滞在者に対してですが、これらについても川口市では対策を取っていません。
現在、川口市内には3000人ほどのクルド人がいると言われており、そのうち半数近くが難民申請を出しています。
難民申請中となると「特定活動」の状態となり、在留資格が与えられますが、却下された場合でも「仮放免」という状態になります。
本来であれば強制送還もしくは入管施設に収容となりますが、川口市ではそれらを行っていない状態となっています。
市は強制送還出来ない？
在留資格のない人を強制送還するには川口市などの自治体には権限がなく、国のみが可能となっています。
川口市としては去年の9月に法務大臣に以下の要望を出しています。
- 不法行為を行う外国人においては、法に基づき厳格に対処（強制送還等）を
- 仮放免者が最低限の生活維持ができるよう「管理措置」制度と同様の就労可能な制度の構築を
- 生活維持が困難な仮放免者について健康保険などの行政サービスなど援助措置を含め国の責任で適否判断を
上記の要望を出していますが、ここで問題となったのは２点目と３点目でした。
言葉足らずなこともありますが、上記の要望だと難民申請が却下された「仮放免者」に対し居心地を良くするだけだと意見が出てきました。
市としては強制送還を前提とする時限的なものと説明していますが、要望書に記載している内容だと伝わらないですね。
ひろゆき氏の正論
「ABEMA Prime」でひろゆき氏がクルド人問題に対し正論を述べていました。
「合法で日本に滞在する許可を持っている人が外国人として来るのは僕もウェルカムだと思う。でも滞在許可がない状態で、さらに違法なことをする人も受け入れるというのは、どの国でも僕はありえない」
「綺麗ごとを言って私達はそんなきついことをしないので共生をと書いてしまうと、いられるのかなと誤解を生む。国にも県にも市にも、滞在許可のない人には厳しくしますよと、一律にしたほうが分かりやすい。川口市だけ優しそうにしてしまうと、結果としてずれる。」
「合法のクルド人が働いて、川口市の人たちと楽しく暮らすのは何の問題もないが、滞在許可のない人を残すからこんな問題が出る。その結果、クルド人全体が良くない、外国人が良くないと悪化する」
「そうであれば違法な人は排除すると言ったほうが良い」と述べました。
[ABEMA Prime]より
本当にその通りだと思います。
合法なクルド人と違法なクルド人を一括で考えるのはよくないですが、違法なクルド人に対して、厳しくしないと、外国人排除に進んでいく可能性が高いです。
トルコ側も受け入れると言ってくれているので、国として早急に強制送還を実施していただきたいです。
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