テレビでの人気とネットでの人気で差が激しい候補の一人である高市早苗さんの政策について整理してみます。
政策内容
「総合的な国力を強化する」を掲げて、その内訳は主に6つの項目を定義しています。
- 大胆な「危機管理投資」と「成長投資」で、「安全・安心」の確保と「強い経済」を実現。
- 「全世代の安心感」を、日本の活力に。
- 「防衛力」と「外交力」の強化で、日本を守る。
- 「令和の省庁再編」に挑戦する。
- 今を生きる日本人と次世代への責任を果たす。
- 信頼される自民党、強い自民党へ。
大胆な「危機管理投資」と「成長投資」で、「安全・安心」の確保と「強い経済」を実現。
「危機管理投資」「成長投資」とは何かですが、高市早苗さんは下記のように定義しています。
- 「リスクの最小化」に資する研究開発の強化、人材育成、安全・安心を担保できる製品・サービスの開発や実装。
また、それに伴う重要物資の調達などに資する財政出動や税制措置。 - 日本に強みのある技術分野において、早期の社会実装と国内外市場への展開に向けた戦略的支援。
基本的な考えはアベノミクスに準じているように思えます。
また、上記のことを踏まえ、金利を上げることはマイナスと考えているため、金利を上げるのはまだ早いと言っていますね。
「全世代の安心感」を、日本の活力に。
シニア世代だけでなく、若い世代の将来への安心感に繋がる下記の制度を整備する。
- 「経済的事情によって進学を諦めない」
- 「結婚や出産・子育ての希望を諦めない」
- 「介護離職等でキャリアを諦めない」
- 「更年期や高齢期特有の不調、障害や難病によって社会活動を諦めない」
- 「働く意欲を阻害しない」
- 「努力した人が報われる」
高齢化社会となっている昨今では、若い世代がどこまで将来に対し安心感ができるのかをしっかりと考え、制度を作っていってほしいです。
国民年金の受給額と生活保護の受給額の逆転現象など、政策に記載されていることもありますが、対応しないといけない項目が多く、どれだけの人に納得してもらえるか非常に難しい問題でもあります。
その点を踏まえ、大多数の人が納得できる政策をしてもらいたいですね。
「防衛力」と「外交力」の強化で、日本を守る。
昨今の隣国問題であるロシア、北朝鮮、中国について、欧米各国よりも厳しい安全保障環境にあることを認識し、対処能力を向上させる必要があります。
「令和の省庁再編」に挑戦する。
複数省庁にまたがる製品・サービスが増えたことにより、類似の支援策が作られ、その成果情報が他の省庁に共有されない問題があります。
広い視野でスピード感をもって解決していくために「令和の省庁再編」が必要です。
今を生きる日本人と次世代への責任を果たす。
こちらについては3点掲げています。
- 技術革新、安全保障環境や社会生活の変化など、時代に応じられる「日本人の手による新しい日本国憲法」を制定する。
- 天皇陛下の「権威と正統性」の源であり、国家の安定感と国民の誇りを支え続ける「皇統」をお守り申し上げるため、「皇室典範」の早期改正。
- 公務死された方々に、尊崇の念をもって感謝の誠を捧げ続けます。
現状は、靖国参拝についても各メディアが周辺国家(中国、韓国)を意識し毎回参拝した人に対して、どう思いますかなど、うんざりする質問が多いので、そのようなことがなくなる世の中になってほしいですね。
信頼される自民党、強い自民党へ。
- 適材適所の人事システムの整備
- お金の入りと流れから属人性を徹底的に排し、会計・財務の専門家等の協力を得て、使途の公平性と公正性を担保できる仕組みの整備
- 政治家の「世代間対立」ではなく、「全世代総力結集」とした仕組みの整備
世論調査
テレビの世論調査では、2番手・3番手になることが多いですが、ネット人気とは別に、投資家からの人気もダントツで高市さんとなっています。
今回の候補者で唯一の積極財政を掲げているのが高市さんとなっていることが理由に繋がると思います。
討論会
投開票の日まで、政策についての討論会も頻繁に開かれるので、各候補者がどのような政策をもって候補しているのか注目していきたいですね。
投票権は国会議員・党員以外は持っていないですが、その後にある解散総選挙にも繋がることなので、政策を把握したうえで、今後の投票に繋げていきたいと思います。
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