第一次安倍内閣の際、石破氏はこのように発言しています。
「選挙に負けたにも関わらず、続投するのは理屈が通らない」
続投の意を示す石破氏
今回の衆議院選挙において自民党は多くの議席を減らす結果となりました。
当然総裁選を経て、民意の確認をする意味合いでの衆議院総選挙ですので、石破氏は責任を取って辞任するものと考えていましたが、辞任は考えていないとのことでした。
過去に党内野党の立ち位置で安倍氏や麻生氏に言っていたように、自ら責任を持って辞めてほしいものですが、やはり野党意識が強いのか自分に甘く、辞任は行わないのでしょう。
これから自民党内部で色々と言われ、辞任に追い込まれる可能性もゼロではありませんが、自分自身が過去に発言した内容は現在の自分には当てはまらないようです。
メディアのすり替えと誘導
今回の自民党敗北の選挙ですが、メディアでは裏金問題を主題として扱っているのが残念でなりません。
確かに一因ではありましたが、アンケート等で明らかになっているとおり、大多数は経済政策を第一に考えての投票だったはずです。
経済政策では自民党は岸田路線の継続だったので、そこが否定された結果でもあります。
また、高齢者の有権者にも残念な感想を持っています。
「自民党は嫌だ、だから立憲民主党に投票だ」
立憲民主党も増税路線ですが、メディアに踊らされた結果か、何も考えずに投票した人の多さには呆れてしまいます。
確かに選挙区によっては他に候補者がいなかったかもしれません。
しかし、それでも立憲民主党の議席の伸びは異常だと感じます。
ある意味物価安定目標「０％超」を掲げた立憲民主党は自民党よりも悪いのですが、何を考えて立憲民主党に入れたのでしょうか。
今後の自民党
自民党と公明党の連立を考えても過半数を超えないことから、与党は野党に協力を要請するようになりますが、与党側は今後どのように動くのか楽しみです。
自民党内部でも現職の大臣が２名落選となっているため、人事にも注目していきたいですね。
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