公示された衆議院選挙ですが、石破氏は過半数割れの場合責任を取るのでしょうか。
選挙後の動き
TBSの番組に出演した石破氏ですが、司会者から「目標を自公で過半数としているため、当然、過半数に満たない場合、何らかの責任を取るということでしょうか」と質問され、「もしこうなったらなぞということは、考えません」と強い口調で回答しました。
回答としては無難だと思いますが、個人的な感情が入ると、責任を取って総裁の座から外れて欲しいです。
連立は前提
目標に自公で過半数といっていることから、相変わらず公明党との連立が前提となっています。
また、連立を組むのが当然だと感じますが、何故自民党は公明党と連立を組むのでしょうか。
公明党としては与党として活動したいことから連立を組むメリットがあります。
では、自民党側のメリットとは何があるのでしょうか。
元々、公明党は1964年に発足しましたが、有名な話のとおり、創価学会が政界に進出するために設立しました。
そのことから当時の自民党は「政教分離に反する」といった理由から批判していましたが、1998年の参議院選挙で議席を大幅に減らすことになり、公明党に接近しました。
1999年には自民党は自由党を挟む形で公明党との連立を組み、その後、自由党は離れましたが、公明党との連立は継続していきました。
自民党側が連立を組みにあたった背景は上記のとおりですが、政策が「水と油」な自民党と公明党が現在も連立を組む理由は明らかになっていません。
自民党を支持している層も公明党が嫌いな人はいますし、その逆もいます。
自民党が作った政策に対して、公明党がNOを叩きつけるときもあれば、曖昧なルールに改悪して通すこともあります。
一般人の目線からは単純な議席数稼ぎで、党の方針に沿った政策を実現したい意思はないのではと勘ぐってしまいます。
政策の似た野党との連立は?
石破氏が公明党以外との連立を問われると、「選挙で争った党とすぐ組むのは違う」と回答しています。
疑問に思うのは、総裁選で争った人物は内閣に組み込むのに、野党の場合は真逆のことを言っているという点です。
党内のことと、党外のことなので、違うのは当然ですが、最初から組むことはない前提で語っているように感じます。
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