大々的に高市候補を批判していた石破茂が総裁選で勝ち残りました。
解散総選挙まで、自民党の顔は石破茂となります。
では石破茂総裁はどのような政策を掲げているのでしょうか。
政策
「経済あっての財政」ということを掲げ、デフレからの脱却を最優先に、経済・財政運営を行い、成長分野に官民挙げての思い切った投資を行い安定成長を実現しつつ財政状況の改善を図ると述べています。
言っていることは正しいですし、発言通りに実行してくれれば期待出来ますが、石破さんの場合、期待が持てないというのが正直な感想です。
過去の大臣時代では、口だけであり、実行能力に乏しい。かつ味方である議員を平気で批判、邪魔をする。
元々このような行動が目立ったため、議員からの人気がないと言われていました。
今回総裁選で勝ち残ったことから、支援者などの考えも反映されやすいと思われますが、支援を行った議員や石破さん自身も緊縮財政派となります。
緊縮財政派でありながら積極的な投資を実施するとは思えないため、実際の行動を見ていく必要があります。
諸外国との関係
石破さんは親中寄りであることも昨今の中国の動きを見ると不安材料と思えます。
中国と対立する必要はありませんが、強く言うべきことはやっていかないと岸田内閣同様、中国から舐められ続けることになります。
安倍内閣の際は決して強く言っていたわけではなかったですが、良い塩梅だったとも思えます。
増税
総裁選中でも言っていましたが、石破さんは増税として法人税や所得税の割合を上げようとしています。
実質賃金が下がっている状態で、このような増税を行われるとますます賃金は減り、消費が冷え込むことが予想されます。
財務省の増税プランに賛同する人たちで固めた内閣なった場合は危険ですね。
解散総選挙はいつ?
小泉進次郎が総裁になった場合は、可能な限り急いで選挙を行うと言っていましたが、石破さんは予算組みまではやるようなことを言っていました。
総裁選はあくまで、自民党議員と党員のみの選挙ですので、できるだけ早く解散し、国民が選択できる状態にしてほしいです。
ただし、今回のことで与党である自民党総裁は緊縮財政派、野党第1党である立憲民主党総裁も緊縮財政派なので、積極財政派が良い人達は選択肢が少ないことが現実です。
選挙においても投票率が低く、日本人の政治への興味が少ないことも問題です。
若者の人口が少ないこともあり、反映されにくいことは事実としてありますが、現状のままだと年寄りの票のみ集まり、若者の意見が無視されていきます。
次の選挙次第で石破内閣が長寿政権になるか短命政権になるかが決まるので、期待していきたいです。
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