総裁選候補 小泉進次郎

政治

テレビなどのメディア人気が高い小泉進次郎さんの政策などを調べていきます。

小泉進次郎候補

元総理である小泉純一郎を父にもつ、いわゆる世襲議員の1人です。

初当選は2009年8月30日で当時28歳でした。
今も43歳で議員としては若いですが、初当選から父親の影響もあり、凄まじい人気だったと記憶しています。

環境大臣時代

環境大臣としての主な実績や活動は以下です。

  • レジ袋有料化
    2020年7月1日から全国でレジ袋の有料化を義務付けしました。
    これはプラスチックごみの削減と環境保護意識の向上を目的とした政策となります。
  • 気候変動問題への取り組み
    環境と経済の好循環を目指す姿勢を示しました。
  • 騒音問題への対応
    航空機騒音などに対し、適切な対応の実施を国土交通省に求めました。

一般の方々にもっとも影響を与えたのは、レジ袋の有料化ですね。
この取り組みは記載したとおり環境保護意識の向上とありますが、実際には有料化になっただけで日常的なゴミ捨てに使用するため、別途購入することになり、環境保護自体には意味のない政策だったと思います。

小泉進次郎さん自身も、あくまで環境保護意識をつけるための政策だと言っていました。
意識付けで国民に対しての負担を求めるのは違うと思いますが、政策として実施されてしまいました。

総裁選での人気

メディアは小泉進次郎を推す動きがよく見られます。
候補してからすぐに、テレビでは当選確実のように放送し、当選後の内閣の話もしたりしています。
テレビが主な情報源の高齢者は特に影響を受けると思われますが、一転してネットでは高市さんの人気が凄いことになっています。

様々なところから情報を収集する層には、小泉進次郎さんが当選するのが当然のような放送をするメディアには違和感を覚えますが、人気があるのは間違いないと思います。

総裁選の予想順位

メディアでは小泉進次郎さんを推す声が高いですが、世論調査では下記となっていることが多いです。

1位:石破茂
2位:高市早苗
3位:小泉進次郎

1位である石破さんですが、国会議員からの票は取りにくいのではと言われています。
自民党の中での野党的な立ち位置が目立つため、安倍政権から続く自民党に不満を持つ党員からは「石破」しかいないと思い込み、最近のメディアの情報からアップデートしない層もいるため、党員からの人気は高い傾向にあります。

2位の高市さんは政策内容がはっきりとしており、説明の仕方が上手いこともあり、一部議員からは嫌われていますが、党員の人気は高いです。

3位となる小泉進次郎さんは、議員人気が高い傾向にあります。
世襲議員であり、父親の影響力もあるのではと感じます。
ただし、小泉構文などと揶揄されることもあり、以前に比べると離れた議員もいるように思われます。
党員人気としては、テレビなどからの情報が主な層からの人気は高いため、3位につけていると思われます。

政策

では、実際に小泉進次郎さんの掲げる政策はどのような内容なのでしょうか。
以下に記載していきます。

  • 令和の政治改革
  • 聖域なき規制改革
  • 人生の選択肢の拡大
  • 強い経済
  • 強い開講
  • 憲法改正

聖域なき規制改革

「労働市場改革の柱として解雇規制を見直す」「人材の流動化を目指す」こちらについては、既に自民党はやっている政策です。
解雇規制を見直して、解雇しやすい環境というのは行っていませんが、現状では終身雇用制度は終わり、社員としては、転職のし易い環境になっています。

会社側から解雇しやすい環境となると、社員としては不安が続くようになりますし、マイナス面も強くでることが予想されます。

実際に、父親である小泉純一郎が行った非正規雇用の拡大では全体的に見るとマイナス面も大きかったと思います。

その一族である小泉進次郎の政策のため、今から不安を覚える政策です。

他の政策についても、会見を見る限りそれほど中身はなかったです。
解雇規制についても、当初は積極的な見直しを掲げていましたが、党内からの反発も受け早くも修正をしていると指摘も受けています。

具体としてどうしたいが無いものが多い印象を持ちました。

総裁選候補9名の議論会と今後について

解雇規制見直しについては、他の候補者から否定され当初の意見から変えたこともあり、党内の論戦も弱く、総理になった場合、そのような姿を諸外国に見せることに繋がります。

議論会では小泉進次郎さんの良いところは個人的には見られませんでした。
確かにメディア受けは良いと思いますが、メディア受けだけでは国益を求めていかなければいけない総理としては不足しているように思います。

議員として様々な経験や勉強を経て、自分の言葉で説明できるようになっていただきたいですが、実際に総裁選がどのような結果になるのかを不安に思いつつ、見守りたいと思います。

その結果が次の総選挙にも現れると信じたい気持ちでいます。

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