立憲民主党は10月の衆議院選挙に向け、237名の公認候補者をあげています。
衆議院の過半数は233議席のため、過半数を超える候補者をあげたことになります。
野党との連携
自民党に勝つために、他の野党と連携をするように発言していましたが、その連携は上手く行っているのでしょうか。
国民民主党からは、元々国民民主党から出馬する予定の選挙区から立憲民主党が新たに候補者を立てたと問題になっています。
候補者毎のフリ理由を野党として連携をする場合は、調整が必須となりますが、その調整がされていない状態となっています。
国民民主党からは「候補者を被せるなら自民党が勝つ」と発言しています。
野党で票の分散が起きる場合、確かにその通りだと思いますね。
立憲民主党の政策
一番驚いたのは立憲民主党が物価安定目標を「2%」から「0%超」に変更したことです。
これに関しては「デフレ脱却が危うくなる政策」と指摘されています。
また、国民民主党の代表からは「物価目標をゼロにするということは賃金上昇率もゼロにするということ」と指摘した。
これに対して、立憲民主党の前代表は「0%超」とは「0%近傍」という意味ではなく、「プラス領域」という意味と説明しました。
「プラス領域」とはどのような意味なのでしょうか。
「2%」からわざわざ変更したということは、プラスだが、2%未満ということでしょうか。
恐らくこの説明で理解できた人はいないのではと思います。
野田代表「政権交代を実現しないと政治を正すことはできない」
かつての民主党が政権を取ったときと似たようなことを行っていますが、政策に対しても不安に思いますし、野党との連携も上手く行っていません。
恐らく今回の衆議院選挙では自民党が下野する可能性は低いと思いますが、立憲民主党としても野党として意識を改めていただきたいと思います。
野党の中では一番議席を確保している政党なのに、国会では常に自民党のいうことは全て反対している印象が強いです。
反対するだけではなく、代替案もあれば良いですが、野次を飛ばす、反対する、欠席するの印象が強すぎます。
野党との連携は諦めている気もしますが、ある程度は頑張ってほしいところです。
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