自民党の岸田前総理は、政治とカネの問題を受け、党の全総裁として信頼回復に向けた姿勢をしめしたいと、比例重複立候補を辞退し、小選挙区単独での出馬としました。
比例での復活が無くなる
比例代表との重複立候補がなくなったことで、岸田氏の選挙区である、広島1区で落選すると比例での復活はなくなります。
ただし、広島1区は岸田氏の地元であり、支持層も盤石な状態となっているため、落選はよほどのことがない限り実現しないと思われます。
前回の第49回衆議院選挙の結果は下記のようになっています。
候補者名 | 政党 | 票数 |
岸田 文雄 | 自由民主党 | 133704票 |
有田 ゆうこ | 社民党 | 15904票 |
大西 オサム | 共産党 | 14508票 |
上出 圭一 | 政治団体 | 1630票 |
対抗する候補者があまりにもな状態とはいえ、差は歴然となっていました。
岸田前総理の海外へのバラマキ問題や、外交問題などがあったため、多少は票を減らすことになると思われますが、当選は確実なのではと落胆しています。
対抗として
今のままでは、比例重複を辞退し、岸田内閣時代の政策を否定するチャンスではありますが、広島1区での人気は不明なため、普通に行けば当選するだろうと予想されますが、対抗として人気が凄まじい人が出てくると結果は変わりそうです。
野党は自民の議席を減らそうとするなら、こういう所にも力を入れてほしいところです。
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